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Qta's Work Room +++ BLOG
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音楽を録音するのが仕事。音があるかぎり録音します。録音の日々を連ねます。
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bx_console E

2017/12/14 08:27
前回書いたPlugin Allianceのプラグイン、bx_console E。あれからもほぼ全てのセッションで使っています。Plugin Allianceに対する自分の評価でこんなことは本当に珍しく、今年のベストバイなプラグインに間違いないです。もしかして今までのAAXプラグインでいちばん気に入っているかも。

音はもちろん気に入ってますが、それに匹敵する大きなポイントはAAX DSPで使えるということ。それはつまりほぼどこのスタジオに行っても使えるし、事実上ほぼDSPリソースを気にしなくていいということです。やはり道具として使用環境を気にしないで使えるということは大事です。またどこに行ってもスタジオコンソールでやっている感覚と同じフィーリングで音を作れるというのは、自分の仕事歴の多くを占める作業をSSLでやって来た人間としては、とても重要なことなんだと再確認させられます。そしてそれとともにミキシングデスクとしてあれだけSSLコンソールが普及した理由も改めて思い知らされます。

ちなみに多分こちらに取って代わるだろうと思っていたbx_console Gのほうは使ってません。音的にちょっと物足りなく、それは多分ProTools内で完結するからということがいちばんの原因だと思います。音を外に出して仕事するなら活躍の場はあるかも?と思います。

あとはAAX DSPで動作するSSLエミュレートのバスコンプレッサーさえ出ればポピュラーミュージックに関しては本当にほぼ完璧なのですが。自分がTDMからHDXに移行してからもう5年くらいでしょうか。そういう意味ではまだ環境的に完璧ではありません。

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最近のお気に入り

2017/09/07 21:51
また3ヶ月ほど空いちゃいました!

さて、今までは普段はあまり使うことのなかったPlugin Allianceのプラグインですが、bx_console Eが出てからは全てのセッションで使っています。今月、さらにbx_console Gが出て、これも導入しました。

bxは似ている似てない具合ではUniversal Audioには一歩譲りますが、UAはUAのカードがないと使えない(=スタジオにカードがないと使えない)ことと、カードがあってもnative動作なので大きなレーテンシーは避けられないことで、特に録音の時においてハンドリングに劣りますが、bxはDSPで動かせるためそのどちらに関しても有利でシーンに関係なく使える利点から、どんなセッションでも気にせずに使用してます。やはりSSL系のチャンネルストリップは音作りにとても使いやすく、DAWであってもコンソールミックス時代のように思いのように動かせるのがいいですね。

ただ、デフォルト設定でH,iLo共にフィルターがオンになっていたり、ダイナミクスがオンになっていたりなどするため、まずそれらを外してから使い始めることになるのが少し玉に瑕です。Eのほうはトラック数が膨大だとノイズも少々気になりますが、その辺に関してはGの方が少し有利です。GのほうですとEQをEにもできるので、選択肢の多さで今後はGがメインになるかもしれません。

できればこの勢いでGバスコンプレッサーもDSPで出てくれると嬉しいのですが…
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Waves NX

2017/05/30 18:44
とある事情でWaves NXというプラグインを買ってみました。いわゆるヘッドフォン環境でのバーチャルサラウンドを実現するためのものです。

正直、過去の経験からこういったものに期待はしていません。随分以前にFLUXのIrcam HEarという、今回のWaves NXと同じようなものを購入して使ってみましたが、ヘッドフォンによるバーチャルサラウンド環境で最初からミックスをやるのは無理でした。Ircam HEarは特にスピーカー風に聞かせるための周波数特性や部屋を感じるための後付けの残響がどうにも邪魔で、ミックスするには程遠いものです(一応残響をゼロにすることも出来ますが、周波数特性はどうにも使いづらい感じです)。そのほかに確かBeyerで配布していた同じようなプラグインもありましたが、これも音の傾向は違うもののやっている手法は同じなのでやはりダメでした。

今回、とある必要性に駆られてNXプラグインを買いました。まず購入前にデモ版でいろいろチェックしてみましたが、インイヤーモニターはどれもこういうものには向いてませんでした。広がり感が希薄すぎて音質も好みではありません。通常のオーバーヘッドタイプのヘッドフォンが良いようで、うちではMDR-CD900STが一番相性が良かったです。多分クリアな音質のものでかつ低域も判別がしやすいもの、いわゆるドンシャリ傾向のもののほうが良いと感じました。この段階でNXを購入して、MDR-CD900STを基準にいろいろ試行錯誤してみました。

まずは頭囲と後頭部経由の両耳の距離を測り、NXのパラメーターに入力しヘッドフォンで聞いてみます。

デフォルトではやはり人工的な残響が付加され、音作りからこれを使うのは???という感じですが、残響のパラメータをゼロにすればIrcam HEarと比べると随分マシです。

周波数特性はEQで精密に音を作るのにはちょっと難しいかも?と思いますが、それでもIrcam HEarと比べれば随分と良く、元音を活かし混ぜるということに特化する分には割とやりやすいイメージはあります。ただリアの定位はこの手の物に共通しているのか、やはりわかりづらいです。広がりも足りないです(オープンエアのヘッドフォンを使うともっとわかりやすいとの情報もあります)。とある音をソロでリアなどにポッと置いて聞く分には、ああ、頭部の後ろのここにあるな…とわかるのですが、いろんな音が混じった状態でどうなっているのかをクリアに判別するのは、広がり感が弱いこともあって難しいです。

あと前方もLCR三点ジャスト以外の中間定位(例えばLとCの間とか)は音質というか周波数特性に癖があります。この中間定位は頭囲と後頭部経由の両耳の距離をミリ単位で微妙に調整することで一番違和感が少ないところを探せましたが、それでも無くすことは出来なく、多分原理的にも仕方ないのでしょう…と推測します。

一番の問題点はLFEで、映画などのようなLFEを+10dBに設定するようなものは、このプラグインではそれに対応するように調整できないのか?(調べたのですがわかりませんでした)、どうにもLFEをスピーカーの時と同じような感覚で送り込みの調整することが出来ず、随分とレベルが足らなく感じてしまいます。

そこで試しにNXの手前にWavesのM360のようなサラウンドマネージャープラグインをインサートして、そこでLFEを+10dBゲインしてあげてから使ってみると、やっとスピーカーで調整した時と同じ感覚でレベルが組めるようになりました。しかしそうなるとこのプラグインの手前でLFEのレベルがかなりブッチギリます。なので手前で全体のレベルを下げてあげたりなどして工夫してあげなければいけなく、ちょっと手間がかかります。スピーカーと比べるときもこうなっているといちいち切り替えしなくてはいけないので面倒ですね。

と、いろいろイマイチな点を書きましたが、この辺がわかった上で使うとまぁ使えなくは無いツールだなと感じます。特に部屋の特性で低域が変に左右されないので、とある側面ではLFEの送り込み具合がわかりやすいと思う瞬間もあります。特に音数の多いときは検聴的に使っても良さそうです。

あと、アップミックスプラグインの音の傾向がわかりやすい時があります。あえて名前は書きませんが「このプラグインはもしかしてイマイチかも…」とか思うものもありました。今後はそういうプラグインの使用を避けるようになりそうな気がします。

こういった点から見てサブモニターのように補助的に使うには良いような気がしていますので、今後も是非改良してより使えるツールになって欲しいですね。
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春になった!(なってしまった)

2017/03/31 22:56
気がつけば5か月以上経ってしまいました。FBに日々のことを書いているとどうしてもこちらを忘れてしまいます。

5か月の間にいろいろ変わりました。モニターコントローラーをGracedesginのm920にしました。

そもそもはPCMとDSDのDAを同じひとつのものに統一しようとこれにしましたが、思いのほかDAが良くなく…で、アナログ入力でのコントロールで使ってます。もしかしてRMEのほうが良かったかな?…ですが、VUメーター送りとモニターを一つの機種でやろうとするとm920がシンプルでよいので、これはこれでいいような気がしてます。スピーカーの切り替えはHOSAのラインセレクターで三系統切り替えてます。

プラグインはあまり大きくは変化はありませんが、最近はアナログエミュレーションは気にしていていろいろ試すもMcDSPの6050やIKのT-RackS Saturator X買ったりしたくらいでしたが、珍しくデジタルEQ系のFabFilterのPro-Q 2買いました。内蔵スペアナ見ながら補正するにはすごく便利で、デモ版で一度使ったら手放せませんでした。音作りはメーターやスペアナが無いほうが耳だけで思い切ってできて良いですが、補正はスペアナあったほうがアプローチが早くていいですね。もっと早く入手してれば良かったかな?

FLUXのPure Analyzer Essentialは持っていてマスターからSample Grabberでセンドして使ってますが、個々の音を補正するときにはEQにその音のスペアナが表示されてるほうがスペアナ上の目的の周波数ポイントに直でアクセス出来て良いです。これからの仕事のマストアイテムとして活躍してくれそうです。
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EchoFarm

2016/10/04 18:04
忙しくさせて頂いてます。

最近は録音、ミックスともに加工具合がどんどん減ってます。

作り込む良さもあるのですが、原理主義というか、極力元音の良さを活かすことに主眼がいってます。エンジニアとしては当然なのかもしれませんが。ただ、メディアにのせる時はある程度加工が必要で、その辺のバランスが難しいなとつくづく思います。

プラグインも純正プラスアルファくらいで充分な…純正プラグインも随分と良くなったということもありますね。しかし、欲を言えばコンソールライクなサウンドのするDSPで動くEQが欲しいです。

そんな中、EchoFarmがAAXになって帰って来るらしいです。しかしちょっと遅すぎるかなとも。純正でもっと良いディレイプラグインも出ちゃいましたし。さて、EchoFarmのAAXは今使うとどんな印象なのでしょうね。登場したらあらためて試してみます。
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またまた空いてしまいました

2016/08/01 18:34
気がつけば3ヶ月ほど空いてしまいましたが、
アルバム、コンピレーション、アイドル、
ドラマBGMなどのレコーディング、
またその他マスタリングなど色々やってました。

そうこうしているうちに、
気がつけば体重は元どおり。
むしろ入院前より1キロ増えたかも。
普通に食べられるのは楽しいですが、
増えすぎないようにきをつけないと。

ところで今年から、冊子、ネットとも
ミュージックマンに個人情報を掲載するのを止めました。
自分がスタジオなどの情報を得るときに
あそこの情報を使うことがほぼ無くなったことに気がついたから。
スタジオ名などで直接検索したほうが
欲しい情報にたどり着きます。

特に冊子を見ることは皆無で…
そういう意味で、ひとつの時代が終わったのでは?という、
自分なりの回答です。

なので、これからも自分は
ネット上で探せる人には変わりないという、
エンジニアという仕事人としては何の変化もありません。

FBは限定された世界として。
Twitterは最近あまり使いませんが継続。
ブログは最低1ヶ月に一回は書かないとね。
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El Capitan

2016/04/23 21:23
PT用MacProは長いことMavericksでしたが、
他のMacやiOSとの連携がいかんせん不便。
とはいっても今更Yosemiteはどうも…
過去に何度か入れてみたところ不信感が多く。

とはいえ現行のEl Capitanも
なかなか踏ん切りがつきませんでしたが、
近日iPhoneを新しくするので
思い切って移行しようと重い腰をあげました。

念のため旧環境はそのままのSSDで置いておき
新しいSSDに新規インストール、
移行アシスタントで旧環境の情報を吸い上げ
晴れてEl Capitanでの運用開始。

入れて使い始めて数日、
まぁまぁ問題なく使えてます。
グラフィックがMavericksと比べると重いですが、
そこがネックでしょうか。
PTでZoomするも動作にカクカク感が。
メーター表示もなんかもっさり遅い感じ。

MacOSって軽さが利点だったのは
ギリギリMountain Lionくらいまででしょうか。
本当は10.6くらいの時代が一番よかったなぁ…

El Capitan、iOSとの連携は素晴らしいんですけどね。
iCloud Drive使うには仕方なしです。

ビデオの描写が重いので
この先のライブ仕事がちょっと心配ですが、
いまいちなら旧環境立ち上げてやればいいので
まずはこのままいってみます。
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