Mac Pro Mid 2010 CPU交換
ProToolsもトラック数が膨大なセッションをサラウンドで運用すると、バージョンが進むごとに基本動作やビデオの描画にもたつきを感じることが出てきたためCPUを交換することにしました。ビデオカードは少し前にGTX680に交換済みなので今回はCPUのみ(とメモリ)です。
自分のMac Pro Mid 2010はE5620 2.4GHz 4core x2個のモデルで、これをX5675 3.06GHz 6core x2個に交換します。このマックで交換できるもっと動作周波数の高いCPUもいくつかありますがそれらは皆TDP130Wです。ハードディスク満載、HDXカード等PCIeカードスロットも全て搭載、かつビデオカードも補助電源6pin x2のビデオカードにしていることなどもあって、電源のことを考えるとE5620で80WのTDPからあまり大きく変えたくないこともあり、TDP95Wで6コアでの一番動作周波数が速いこのCPUにすることにしました。
対角3mmで長さが100mm以上の六角レンチ、CPUグリス、交換するCPUとメモリ(メモリに関しては後述します)を用意しました。
まずはCPUカードからヒートシンクを外します。長さが127mmのレンチで三枚目の写真くらいの刺さり具合になりますので、L型のレンチの場合は実質120mmくらいはないと作業は難しいと思います。
ヒートシンクを取り外すとグリスがついていますので、アルコール等とガーゼなどで綺麗に拭き取ります。(同様にCPUも拭き取りますが…