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zoom RSS Mac Pro Mid 2010 CPU交換

<<   作成日時 : 2018/03/29 16:37   >>

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ProToolsもトラック数が膨大なセッションをサラウンドで運用すると、バージョンが進むごとに基本動作やビデオの描画にもたつきを感じることが出てきたためCPUを交換することにしました。ビデオカードは少し前にGTX680に交換済みなので今回はCPUのみ(とメモリ)です。

自分のMac Pro Mid 2010はE5620 2.4GHz 4core x2個のモデルで、これをX5675 3.06GHz 6core x2個に交換します。このマックで交換できるもっと動作周波数の高いCPUもいくつかありますがそれらは皆TDP130Wです。ハードディスク満載、HDXカード等PCIeカードスロットも全て搭載、かつビデオカードも補助電源6pin x2のビデオカードにしていることなどもあって、電源のことを考えるとE5620で80WのTDPからあまり大きく変えたくないこともあり、TDP95Wで6コアでの一番動作周波数が速いこのCPUにすることにしました。

対角3mmで長さが100mm以上の六角レンチ、CPUグリス、交換するCPUとメモリ(メモリに関しては後述します)を用意しました。

まずはCPUカードからヒートシンクを外します。長さが127mmのレンチで三枚目の写真くらいの刺さり具合になりますので、L型のレンチの場合は実質120mmくらいはないと作業は難しいと思います。

ヒートシンクを取り外すとグリスがついていますので、アルコール等とガーゼなどで綺麗に拭き取ります。(同様にCPUも拭き取りますが、後々CPUが必要ない場合はCPUに関しては不要です。)

ソケットのサイドにあるレバーを跳ね上げ、カバーを外してCPUを取り出せるようにします。CPUを優しく持ち上げて新しいCPUに入れ替えます。

新しいCPUにグリスを塗布します。できるだけ薄く均等になるように塗ります。ヒートシンク側は塗りません。

両CPUに塗布できましたのでヒートシンクを戻します。ヒートシンクとCPUボード側のソケットを合わせ、ヒートシンクの穴の取り付けネジを回して固定していきます。8回転前後くらい回すと思いますが、ソケット近くのネジのみはもう少し回すと思います。部品の性質上どうしても慎重になりますが、締め付けトルクが弱すぎるとメモリアクセスなどに不具合が出るので(CPU側のメモリコントローラーの接触がうまく取れずに一部メモリの認識が悪くなる)レンチが回らなくなってからもう少しだけトルクをかけて締め付けます。とはいえ締め付けすぎて壊さないように。正式にはトルクレンチでのトルク管理があるみたいです。

取り付け終わったCPUボードを本体に戻してテストします。

ところで搭載するメモリですが、新しいCPUのX5675は1333MHzメモリまで対応、対して元々つけていたメモリは1066MHzです。巷ではE5620からX5675などのCPUに交換する場合は1333MHzのメモリに交換しなければならないと書かれていることが多いですが、実は1066MHzメモリーでも動作します(実際にテスト済み)。ただしその際のメモリの動作速度は1066MHzのままです。

インテルのCPUの諸元を見てもX5675は1066MHzにも対応(DDR3の800、1066、1333MHzに対応)してますし、チップセットのX58もこれらのメモリに対応してます。刺したメモリの規格のままで動作する模様です。

ですが今回は元々32GB(1066MHzの4GBx8スロット・スロットの余りなし)搭載していたメモリを48GBにするつもりだったので(ProToolsのビデオ使用時の推奨メモリが32GBになったので余裕を見てそれ以上にしたかった)、全てメモリを交換置き換えついでにトリプルチャンネルにも対応させるべく8GBx6スロットで1333MHzのものにしました。

参考のためにベンチにて比較すると、シングルコアのスコアで2160→2761、マルチコアのスコアで14244→22925へとパワーアップしてます。周波数上昇とコア数の増加で実際に体感できる効果もあり、今では中古CPUがとても安価に入手できるので費用対効果は良いかと思います。

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